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工作機械用高性能ロータリー(角度位置決め用)エンコーダ

高速性と高精度に、優れた自由曲面のプローブ計測性能と最適な表面仕上げを兼ね備えたレニショーのロータリーエンコーダは、ハイエンドの工作機械の精密位置決めフィードバックを可能にします。

RESOLUTE™ アブソリュート光学式エンコーダと REXA ロータリーリングRESOLUTE™ は、真のアブソリュートエンコーダの利点を提供します。これは、スイッチ投入直後から絶対位置決め計測を行うことができるため、原点(基準)復帰を行わなくても、機械で軸の正確な位置とモーターの転流角を把握することができます。ダイレクトドライブ回転(トルク)モーターの場合や、ギヤ駆動式回転軸への直結エンコーダフィードバックにアップグレードするには、これが特に有益です。

RESOLUTE™、SiGNUM™、TONiC™ のメリット

SiGNUM™ RESM ロータリー(角度位置決め用)エンコーダRESOLUTESiGNUMTONiC ロータリーエンコーダは、世界をリードする工作機械メーカーにより、最適性能を確保するために使用されています。

  • ワーク表面の仕上がりを改善
  • 精度を改善
  • 作業量を拡大
  • 熱の堆積を減少
  • ダイレクトドライブの軸のサーボループゲインを増加
  • 軸の設計を簡素化
  • 維持経費を削減

RESOLUTE、SiGNUM、TONiC エンコーダは、従来の密閉式のエンコーダと比べて 2 つの主要メリットを備えているために、これらの性能上の利点を提供することができます。

1 つ目は、非接触式のため、従来の密閉式のエンコーダに見られるバックラッシュ、シャフトの捩れ、その他のヒステリシス誤差を排除することです。

RESM 角度位置決め用エンコーダに使用した TONiC™ リードヘッド 2 つ目は、SiGNUM および TONiC が自動ゲインコントロール、自動オフセットコントロール、自動バランスコントロールなどの動的信号処理を適用して比類ない信号精度を保証することです。これによりサブディビジョナルエラー(SDE)が ±30nm に制御されます(Ø206mm の RESM で ±0.06 arc 秒)。RESOLUTE には、SDE を ±40nm に制御する高度な光学部品が組み込まれています(Ø209mm の RESA で ±0.08 arc 秒)。

この結果、速度リップルを大幅に改善して、自由曲面のプローブ計測性能を改善します。

さらにレニショーでは、究極の高精度制御を必要とする高分解能の軸に、位置決め時のジッタを改善した低ノイズの SiGNUM および TONiC エンコーダをご用意しています。RESOLUTE は、RMS 10nm 未満と本質的に低ノイズ(ジッタ)になっています。

RESOLUTE アブソリュートエンコーダと SiGNUM インクリメンタルエンコーダには、シンプルな統合と短時間で簡単な取り付けを可能にするさまざまな高精度スケールオプションをご用意しており、リニアエンコーダの最高精度は ±1µm、角度位置決め用エンコーダの最高精度は ±1 arc 秒となっています。