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光学式インクリメンタルリニアエンコーダとロータリーエンコーダで 1nm の分解能と超低ノイズの位置データが得られるようになりました

TONiC™ インクリメンタルエンコーダに分解能 1nm と 2nm バージョンが登場しました

TONiC™ リニアエンコーダとインターフェース、RSLM および RGSZ スケール 測定およびエンコーダテクノロジーで世界をリードするレニショーでは、ご好評をいただく TONiC™ インクリメンタルエンコーダシリーズに新しく分解能 1nm と 2nm バージョンを追加しました。リニアエンコーダとロータリーエンコーダを用意したこれらの高分解能エンコーダは、標準 TONiC リードヘッドと、高い内挿分割率を適用して高分解能を達成する新しい Ti20KD(1nm)または Ti10KD(2nm)インターフェースから構成されています。さらに、優れた測光能力を備える TONiC の超低ノイズの光学機構を Ti20KD / Ti10KD インターフェース内の最先端フィルター機構と組み合わせることで、ジッタ(測定位置に対するノイズ)をわずか 0.51nm RMS という低レベルに減少しています。

位置決めの安定性を大幅に改善

TONiC™ インクリメンタルエンコーダ(T1000 リードヘッドと Ti20KD インターフェース)の一般的なジッタグラフ レニショーでは、エンコーダのジッタを低減し、分解能を向上することで、位置決めの安定性と低速度制御を大幅に改善しました。TONiC のリードヘッドには、これに加えて動的信号処理が搭載されています。

この結果、1nm と 2nm の TONiC インクリメンタルリードヘッドは、簡単なセットアップ、頑丈さ、汚れに対する優れた耐久性などの 20 ミクロンピッチのエンコーダの利点をすべて備えているだけでなく、分解能とノイズレベルもファインピッチエンコーダと同等に維持されています。

様々なリニアスケールとロータリースケールを用意

TONiC のリニアエンコーダバージョンには、幅広いスケールオプションを用意しています。RGSZ は、レニショーの充実したゴールドテープスケールシリーズの最新製品で、IN-TRAC™ オプティカルリファレンスマークが統合されています。RELM Invar® スケールは熱膨張率がゼロで、1130m までの長さで精度 ±1µm を誇ります。一方、長い軸で高い性能を維持し、ガラススケールよりも高い頑丈性を得るには、5m での測定精度が ±4µm の RSLM ステンレススチール(長さ 10m まで)をご利用いただけます。さらに、短時間で簡単に取り付けを行う場合は、コンパクトな RTLC テープスケールを搭載して精度 ±5µm/m を実現する新しい FASTRACK™ リニアエンコーダスケールシステムをお使いいただけます。

ロータリー(角度位置決め用)エンコーダオプションも充実しており、RESM リングは直径 52mm から 550mm の標準品が揃っているだけでなく、これより大きなサイズのご注文も承ります。さらに優れたパフォーマンスを求める場合に最適な超高精度の REXM リングエンコーダは、デュアルリードヘッドで使用した場合に、100mm を超える直径のリングで ±1 秒以下の取付精度を達成します。

インターフェースは、内挿分割数に応じて名前が付けられています。Ti20KD は 20k のデジタル内挿分割を示し、分解能 1nm に相当します。

TONiC インクリメンタルエンコーダは、レニショーの他のエンコーダと同様、優れた対応の世界的なセールスとサポートネットワークによってサポートされています。さらに、WEEE および RoHS にも準拠し、高い環境基準を満たしています。

Invar® は、Arcelor Mittal の登録商標です。

TONiC エンコーダシステム の詳細をご覧ください。

 

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  • ニュースリリース: 光学式インクリメンタルリニアエンコーダとロータリーエンコーダで 1nm の分解能と超低ノイズの位置データが得られるようになりました

    測定およびエンコーダテクノロジーで世界をリードするレニショーでは、ご好評をいただく TONiC™ インクリメンタルエンコーダシリーズに新しく分解能 1nm と 2nm バージョンを追加しました。 リニアエンコーダとロータリーエンコーダを用意したこれらの高分解能エンコーダは、標準 TONiC リードヘッドと、高い内挿分割率を適用して高分解能を達成する新しい Ti20KD(1nm)または Ti10KD(2nm)インターフェースから構成されています。 さらに、優れた測光能力を備える TONiC の超低ノイズの光学機構を Ti20KD / Ti10KD インターフェース内の最先端フィルター機構と組み合わせることで、ジッタ(測定位置に対するノイズ)をわずか 0.51nm RMS という低レベルに減少しています。

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