ナビゲーションのスキップ

FANUC シリアル通信に対応した RESOLUTE™

この度 FANUC シリアル通信対応の RESOLUTE™ アブソリュートエンコーダにリニアエンコーダバージョンが加わりました。

この度レニショーの RESOLUTE アブソリュートエンコーダに、サブミクロン単位の精度と 1nm の分解能を提供する、FANUC シリアル通信に対応したリニアエンコーダバージョンが加わりました。RESOLUTE シリーズは、スムーズな速度リップル、固定位置での優れた安定性が得られる一方で、ヒステリシス誤差が減少するため、位置決め軸の性能を追求する高精度工作機械メーカーに理想的です。

RESOLUTE™ アブソリュート光学式エンコーダの内部概念図 RESOLUTE は真のアブソリュートエンコーダで、スイッチ投入直後から絶対位置決め計測を行うことができるため、バッテリーのバックアップと原点復帰が不要です。RESOLUTE は、繰り返しのないファインピッチのバーコードスケールを読み取る超高速デジタルカメラに似た革新的な検出方式を採用しており、 100m/s までの高速動作で画像を取得、解析して、1nm 以内の優れた分解能で内挿分割を行うことができます。

RSS 画像:業界標準のコントローラとドライブ この方式は高度な相互参照と汚れ排除機能により、汚れに対する優れた耐久性を持ち、大きなセットアップ交差と操作公差を備えています。さらに、常に位置をモニターし、問題がコントローラに到達する前に、問題に対してアラームを発する RESOLUTE の独立内蔵チェック用アルゴリズムによって安全性を保証しています。

また、高性能リードヘッドと優れたスケール技術を組み合わせることで、エンコーダから高精度のフィードバックが得られます。さらに、サブディビジョナルエラー(SDE)を ±40nm に制御し、ジッタ(ノイズ)を 10nm RMS 未満に抑えると共に、非接触方式を使用することで工作機械用の伝統的な密閉式リニアエンコーダに見られる壊れやすいホイールキャリッジの機械的な不確定要素を排除することで、動的応答を大幅に向上しています。

RELA Invar® スケールでは測定精度を ±1µm 以内に抑える一方、RSLA ステンレススチールスケールは 5m までの長軸で非常に優れた精度を提供します。さらに、10m までの長さに対応し、±5µm/m の精度と短時間での簡単な取り付けを可能にする耐久性の高い RTLA と RTLA-S スチールテープスケールもご用意しています。

FANUC シリアル通信に対応した RESOLUTE アブソリュートリニアエンコーダは高精度工作機械、研削盤、ダイアモンド旋盤などにご利用いただけます。アブソリュートエンコーダは、角度位置決め用バージョンに加え、様々な業界標準のサーボドライブやコントローラとインターフェースするための各種プロトコルのものをご用意しています。

Invar® は、Arcelor Mittal の登録商標です。

記事の全文

編集者用のダウンロード