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三次元測定機(CMM)に新しいセンサーを使用することで、完全自動の表面粗さ測定が可能になります

CMM 測定ルーチンに表面仕上げ検査を完全統合。

2011 年 7 月 25 日

REVO® 表面仕上げプローブ レニショーでは、革新的な REVO® 5 軸計測システムに新しいプローブオプションを追加し、初めて CMM 測定ルーチンに表面粗さ測定を完全統合できるようにしました。

6.3 ~ 0.05 Ra の測定能力を備える SFP1 表面仕上げプローブを使用すると、独自の単一プラットフォームが得られるため、ハンドヘルドセンサーを使用したり、高額な表面粗さ測定専用機にパーツを移動したりする必要がなくなり、人件費と検査のリードタイムを低減することができます。これにより CMM ユーザーは、パーツスキャンと表面粗さ測定の自動切換えを行い、すべての解析情報を網羅した単一測定レポートを作成することができます。

高品質の表面粗さデータ

SFP1 表面仕上げプローブは、REVO 5 軸計測システムの完全統合オプションとして使用できるため、一連の強力な機能により検査の速度と柔軟性を向上することができます。

プローブには C 軸が組み込まれており、これを無段階の位置決め機能を備える REVO 計測ヘッドや各種スタイラスと組み合わせて使用することで、プローブの先端をパーツの最適な角度に自動配置することができ、最良の表面データを取得できるようにします。SFP1 と共にお届けする SFS-1 ストレートスタイラスおよび SFS-2 クランクスタイラスという 2 種類の専用スタイラスは、REVO システムのモジュラーラックシステム(MRS)を使用して完全な計測プログラム制御により選択することができます。これにより、パーツ形状に柔軟にアクセスできるだけでなく、完全自動の一貫した CNC 計測を行うことができます。

SFP1 表面仕上げプローブは、先端半径 2 μm のダイアモンドスタイラスを配したスキッド式プローブで、I++ DME プロトコルを使用したレニショーの UCCServer ソフトウェアから計測アプリケーションのクライアントソフトウェアに Ra、RMS、および生データ形式を出力します。この生データを専門表面分析ソフトウェアパッケージに取り込んで、詳細なレポートを作成することができます。

表面仕上げプローブの自動キャリブレーション

キャリブレーション冶具を計測する表面仕上げクランクスタイラス CMM ソフトウェアプログラムでは、センサーのキャリブレーションも自動化されています。MRS ラックには新しい表面仕上げキャリブレーション治具(SFA)が取り付けられており、SFP1 プローブでこれを測定します。その後、ソフトウェアが治具の測定値に従ってプローブ内のパラメータを調整します。

詳細情報
新しい CMM レトロフィットサービスをはじめ、レニショーの CMM プローブシステムとソフトウェアの詳細もご覧ください。

 

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すべての画像とテキスト - copyright Renishaw

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